こんにちは。
今回は、飛行機が飛行している際に場所を特定する方法について説明していきます。
飛行機は空中を飛んでいるため、どこを飛んでいるかわかりません。
有視界飛行を行っている状態においては、地上物標をみながら飛行しているので、位置がわからなくなることはありませんが、夜間や雲の中などにおいては自分の飛行している場所の把握は困難です。
このような際、パイロットは航空計器から自機の地点を知ることができます。
その方法はさまざまで、いくつかの計器を利用するので、何回かに分けて紹介していきます。
まずDME(距離測定装置)について説明します。
DMEとは専門用語なので、わからない方も多いかと思います。
これは航空機に搭載されている計器で、飛行機とDME局との距離を表示するものです。
これによって、航空機は距離を測定することができます。
このDME局は空港の周辺などに設置されているので、空港からどのくらいの距離にいるのかわかります。
このとき表示される距離の単位は、海里(Nautical Mile 略:NM)です。飛行機の速度がknot(kt)なので、まっすぐDME局までむかって飛んでいる場合は、(距離)/(速度)で到着時間がわかります。
ただしこのDMEは誤差があります。
それはDME局から飛行機までの直線距離を測定しているのです。

このようにDMEは、DMEから飛行機までの直線距離を示すものなので、水平距離は、飛行機の高度が高ければ高いほど誤差が生じます。
例えば、高度10,000ftを飛行していた場合、DME局上空では、1.65nmと表示されます。
パイロットはこの誤差を考慮しながらDMEの表示で局からの距離を知ることができます。
このようにして上空でもある地点からの距離を知ることができます。
航空に使用される単位についてはこちら。